・「旅ボン 富士山編」/ボンボヤージュ
・「忍びの国」/和田竜
・「コンゴ・ジャーニー・上」/レドモンド・オハンロン
・「茫然とする技術」/宮沢章夫
・「三崎日和 いしいしんじのごはん日記2」/いしいしんじ
・「驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!」/A・Jジェイコブズ
・「冷血」/カポーティ
・「肩掛けボストン鞄の旅」/根本きこ
・「聖☆おにいさん・1」/中村光
・「聖☆おにいさん・2」/中村光
・「秘密・5」/清水玲子
・「PLUTO・6」/浦沢直樹×手塚治虫
2008.08.03 | | Comment:0 | TrackBack:0
・「古本道場」/角田光代、岡崎武志
・「覘き小平次」/京極夏彦
・「ユーゴスラヴィアと呼ばれた国があった」/金丸知好
・「ゴッホの遺言−贋作に隠された自殺の真相」/小林英樹
2008.08.03 | | Comment:0 | TrackBack:0
・「のぼうの城」/和田竜
・「いつも旅の中」/角田光代

アシッドハウスアシッドハウス
(1998/09)
アーヴィン ウェルシュ

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・「アシッドハウス」/アーヴィン・ウェルシュ

積読消化本(確か古本屋で¥100だったような)。「トレイン・スポッティング」が面白かったので読んでみたけど、これはちょっと。SEXとドラッグと暴力だけをネタに、これだけ色々と書ける(短編集なのです)のはすごいと思うんですけどね〜。表題作「アシッドハウス」は「てやんでいBaby」を不気味にした感じで、なかなか面白かった(これって映画化されてるんですな。それは観たいかも)。

医学のたまご (ミステリーYA!) (ミステリーYA!)医学のたまご (ミステリーYA!) (ミステリーYA!)
(2008/01/17)
海堂 尊

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・「医学のたまご」/海堂尊

「ナイチンゲールの沈黙」「ジーン・ワルツ」に出てきたひとがちらほら出演。

主人公はちょっとズルして「日本一の天才少年」になってしまった中学生の男の子・薫。ホントはそんなに賢くないのに、うっかり天才少年の認定を受けてしまったせいで、地元の医大で医学の研究をすることになってしまいさあ大変。クラスメイトのガリ勉くんの助けを借りてなんとか日々を誤魔化すうち、これまた偶然、すごい発見をしてしまい・・・というお話。

いくら優秀でも中学生にそこまでやらせるか?という部分はさておき、子どもらしい功名心に突き動かされ、のっぴきならない状況に自ら陥ってしまった薫少年が、ようやく自分のバカさ加減に気づき、傷つきながらも最後まで逃げ出さなかったことは誉めてやりたい(偉そう・笑)。こうやって少年は大人になっていくのだなあ。

中学生には少々厳しすぎる大人社会の入門体験ではありましたが、尊敬するに足る大人も確かにいるのだとわかっただけでよかったんじゃなかろうか。薫パパも少々浮世離れしたところがあるけど、なかなかカッコイイ。ウルトラスーパー高校生医学生・佐々木くんの今後の活躍にも期待したい。桃倉さんにも幸あらんことを。

雨の日も、晴れ男 (文春文庫 み 35-1) (文春文庫 み 35-1) (文春文庫 み 35-1)雨の日も、晴れ男 (文春文庫 み 35-1)
(2008/06/10)
水野 敬也

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・「雨の日も、晴れ男」/水野敬也

どちらかというと自分が後ろ向きな人間なだけに、「ポジティブ・シンキング力」みたいのを全面に押し出されるとちょっと引いてしまうのですが、この小説は楽しく読了。というのも、主人公のアレックスが前向きとかポジティブとか、そういった世界をとっくに超越した別次元の人間だから。こんなひとが側にいたら勇気づけられるどころか、逆に怖いよ。でもいて欲しい。3メートル離れたところから観察したい。

チルドレン (講談社文庫 (い111-1))チルドレン (講談社文庫 (い111-1))
(2007/05/15)
伊坂 幸太郎

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・「チルドレン」伊坂幸太郎

今まで読んだ伊坂さんの作品の中で一番好き。なんといっても陣内が最高でありますよ!伊坂さんの作品ってよく映像化されるけど、これもぜひドラマ化して欲しい。若い時の陣内は長瀬くんで、年取ってからは阿部サダヲ(ビジュアル変わり過ぎ)。永瀬が高橋一生で武藤が小出恵介とかいかがか。

論理は右手に (創元推理文庫 M ウ 12-3)論理は右手に (創元推理文庫 M ウ 12-3)
(2008/04)
フレッド・ヴァルガス

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・「論理は右手に」/フレッド・ヴァルガス

「死者を起こせ」に続く三聖人シリーズ第二弾。

パリの街路樹の根元に落ちていた犬の糞から出た人骨の謎を、元内務省調査員の変人・ケルヴェレールが歴史学者マルク(通称:聖マルコ)とマティアス(通称:聖マタイ)を助手に独自に調査。辿り着いたブルターニュの村では最近、老女が海岸で事故死していて・・・というお話。街中に転がっている犬の糞が、事件の発端となっているのがいかにもパリっぽいです(笑)。

前半はやや地味なんですが、後半ぐんぐん面白くなってきて最後の謎解きの場面は見事。ケルヴェレールのくたびれ感も渋い、落ち着いたミステリーって感じでした。今回、三聖人の内、二人しか出てこないんですが(リュシアン・通称:ルカはお留守番)、マルクが村にあるでかい機械(ハンドルをぐるぐる回すと最終的になんか言葉を書いた紙が印刷されて出てくる)に夢中になって、何度も回して遊んでいるのが可愛い。ケルヴェレールのお友達のヒキガエルを怖がって浴室に近寄らないのも可愛い。

ケルヴェレールをジャン・レノ、マルクをブノワ・マジメルで映像化希望(これじゃクリムゾン・リバー2か)。
2008.07.14 | | Comment:1 | TrackBack:0
先日、amazonから、「アソシエイト・プログラムメンバーの皆様へ。4月の紹介料のお支払い手続きを開始しました」というメールがきてたいへん驚きました。あまりにも心当たりがないので、「さては貴様、振り込め詐欺か!」と色めき立ったほどです(落ち着け)。が、よくよくメールを読み返したところ、どうもうちのブログを通じてどなたかがなにかを買ってくれたようで、その紹介料がこの度いただけるらしく、ほくほくとしつつ金額を確かめたところ、

商品のご紹介に対する紹介料: JPY8

思 わ ず 二 度 見 し ま し た 。

JPYってもしかせんでも日本円?要するに8円てことかしら。

てゆうか、わざわざお知らせしてくれなくてもよかったデスよ・・・・・。

や、でも、私が面白いなーと思ったものに、どこかの誰かが興味を持って、しかもお買い上げしてくださったことは素直に嬉しいであります。楽しんでいただけましたでしょうか(笑)。

そこで!さらに儲けようと思ったわけではないんですが(いやホントに!)、昨日読んであまりに面白かった漫画をご紹介いたします。

話題になってるのでもうすでに読んだ方もいらっさるかと思いますがこれ。

聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)
(2008/01/23)
中村 光

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ブッダとイエスが立川のアパートでルームシェアしながら暮らす、ほのぼの日常(日常ってなに?)コメディ。なんといっても、主人公が”ブッダぽい人とイエスに似た人”てんじゃなく、どちらも正真正銘本物(それもどうか)、御本人降臨てところが素晴らしい。

そんでもって2人がとっても仲が良くて、お互いに気を遣いながら暮らしてるのがなんともいえず可愛いのだ。ジェットコースターに乗せられるブッダ(最高!)に思い切り笑ったあと、気持ちがすごーく平和になってました(笑)。絵も可愛いし、ぜひぜひ立ち読みでも〜♪

もう1冊、気になっている本。

ロング ウェイ ラウンド Long Way Round Chasing Shadows Across The World ―ユアン・マクレガー大陸横断バイクの旅 108日間、32000キロの冒険ドキュメンタリー 完全オリジナル版ロング ウェイ ラウンド Long Way Round Chasing Shadows Across The World ―ユアン・マクレガー大陸横断バイクの旅 108日間、32000キロの冒険ドキュメンタリー 完全オリジナル版
(2008/06/28)
ユアン・マクレガー Ewan McGregorチャーリー・ブアマン Charley Boorman

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ユアン・マクレガーが親友のチャーリーとともに、ロンドンからニューヨークまでバイクで走破した冒険ドキュメンタリーで、アメリカとヨーロッパでは75万部も売れたらしい。面白そうなので買おうかどうか。
2008.07.02 | | Comment:0 | TrackBack:0
ピギー・スニードを救う話 (新潮文庫 ア 12-12)ピギー・スニードを救う話 (新潮文庫 ア 12-12)
(2007/08)
ジョン・アーヴィング

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・「ピギー・スニードを救う話」/ジョン・アーヴィング

表紙が可愛かったので買ってみました。アーヴィングの作品は映画化されたもの(サイモン・バーチ、サイダーハウス・ルール)は観たことがあるけど、小説を読むのは初めて。感想はうーん微妙(笑)。帯によるとアーヴィング氏は長編の申し子だそうですが、この短編集だけですでにお腹がいっぱい。というか短編だから読み切れた気がする。難しいわけでもつまらないわけでもないんですけどねえ。要するに合わなかったってことでしょうな。”サイモン・バーチ”(オウエンのために祈りを)は大好きな作品だけれど。

五匹の赤い鰊 (創元推理文庫)五匹の赤い鰊 (創元推理文庫)
(1996/06)
ドロシー・L・セイヤーズ浅羽 莢子

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・「五匹の赤い鰊」/ドロシー・L・セイヤーズ

ピーター卿シリーズ第六弾。今回は私の苦手な時刻表ミステリーの感もあって、いまいち入り込めず。六人の容疑者も誰が誰やら途中でわからなくなってきちゃって、しまいには誰が真犯人でも構わん!という気すらした。ピーター卿の相棒のバンターもほとんで出てこないし、バディもの好きにはなにかと残念な一冊。

ぼくには数字が風景に見えるぼくには数字が風景に見える
(2007/06/13)
D. タメット

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・「ぼくには数字が風景に見える」/ダニエル・タメット

最近読んだ本の中で一番コーフン&感動した本。

作者のダニエル・タメットさんはサヴァン症候群でアスペルガー症候群の青年で、これはどちらも脳の発達障害で、生まれつき脳の発達のしかたが大多数の人々と異なっており、またどれくらい異なるかは個人によって違うそうです。以上、解説より抜粋(映画”レインマン”の主人公もサヴァン症候群)。

私が彼のことを知ったのはNHKの「ブレインマン」という番組で。途中から観たので最初はなんのこっちゃわからんかったのですが、ダニエルという英国人の青年がどこかの博士らしき人の前で独自の計算方法の話をしていて、「数字にはそれぞれ形や色があって、例えば掛け算だとその独自の形をした2つの数字の間にできた空間が第3の形になって、それが新しい数字でその式の答えなんです」とかなんとか。

これには高校時代、数学のテストで2度も0点を取って以来、数学と聞いただけで尻尾巻いて逃げだす自分には衝撃ですよ。「なにそれ!計算せんでも答えがわかるなんてそんなんアリか!」と。しかも彼はまるで知らなかった言語(アイスランド語)でも、1週間の猛レッスン後にはインタビューにスラスラと答えられるくらいに上達させることもできるのです。まさに天才!

しかし、当然いいことばかりではなく、むしろ子供時代には他人の感情が理解できなかったり、うまく距離が取れなかったために、色々といじめにもあったそうです。まだ”サヴァン症候群”や”アスペルガー症候群”という言葉もない時代、ましてや小学生の子供達にダニエルの特別さを理解しろというのも難しい話だけれど、本人以上に両親は切なかったのではなかろうか。

友達はなかなかできなかったダニエルですが、両親や兄弟(ダニエルは9人兄弟の長男)にはたっぷり愛されている。でもいつかは自立しなくてはいけないのを理解していて、そのために得意の言語力を活かせる海外(リトアニア)で英語を教えるボランティアに応募。見事採用され、たったひとりで期待に胸をふくらませながら旅立つくだりにはぐっときたなあ。驚異の暗記力よりなにより、ダニエルがひとの心を動かすのは、彼の生き方が挑戦的だからだと思う(本人はいたって穏やかな印象の方ですが)。

他人から勧められることもあれば、自ら思いついてチャレンジすることでも、いつもダニエルは不安に駆られながらも最後まできちんとやり通す。そして結果を出して見せる。そこがたまらなくステキなのだ。

見仏記 (角川文庫)見仏記 (角川文庫)
(1997/06)
いとう せいこうみうら じゅん

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・「見仏記」/みうらじゅん、いとうせいこう

積読本の中から発掘。発行日を見たら1996年だった・・・・。

仏像が大好きなみうらじゅんといとうせいこうが日本各地の仏像を見仏して回った記録。どこへ行ってものんびりしているみうら氏と、なにかにつけて熱く妄想し語りまくるいとう氏とのバランスがいい感じ。みうらじゅんが小学生時代に作っていた「仏像スクラップブック」の緻密さは必見。小学生の頃から変わらず仏像が好きで好きでたまんない!というみうらじゅんがすごくカッコよく思えた。

イーグルを奪え―シャープ・シリーズ〈1〉 (シャープ・シリーズ (1))イーグルを奪え―シャープ・シリーズ〈1〉 (シャープ・シリーズ (1))
(2004/05)
バーナード コーンウェル

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・「イーグルを奪え」/バーナード・コーンウェル

”シャープシリーズ”の原作。ドラマ版の方の感想に、「軍旗が奪われたくらいでんな大げさな!」とか書いた記憶があるんですが、原作を読んでその考えを大いに改めました。軍人にとって軍旗とは≪名誉と忠誠の象徴≫であり、軍旗が翻っているかぎり、たとえどんなに不利な状況でも兵は戦い続けることができるんですね。そら必死にもなるわな。ほんますまんかった。

ジーン・ワルツジーン・ワルツ
(2008/03)
海堂 尊

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・「ジーン・ワルツ」/海堂尊

妊娠・出産はおろか結婚もせず、正直いうと子供そのものもいまひとつ苦手な私が言っていいものかわかりませんが、この小説に出てくる「自分と血の繋がっている子供をどうしても産みたい」という女性たちには畏れを感じた。そこには養子という選択肢が全然ないもの。同時に、欲しがっている夫婦に限ってなかなか恵まれないってのもホントに不公平な話だとも思う。産まないという選択もできる中、産むだけ産んで、平気で殺しちゃったりする親もいるのにさ。

ネタばれになるので多くは書けないけど、そんなこんなで悶々として読み進む中、妊娠・出産を機に大きく変化(しかもとんでもないハンディを抱えた上で!)する女性がいたことにすごくホっとした。あの種の強さはちょっと男にはないんじゃないかな。

卵の緒 (新潮文庫 せ 12-2)卵の緒 (新潮文庫 せ 12-2)
(2007/06)
瀬尾 まいこ

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・「卵の緒」/瀬尾まいこ

「ジーン・ワルツ」と違い、こちらは血の繋がりがない親子、または繋がりの薄い姉弟のお話。こっちだけ読むと「親子関係に血の繋がりなんか関係ない!愛情があればそれでいいのだ!」と単純に思うけど、「ジーン〜」と併せて読むと、「血が繋がっているからこそ乗り越えられる障害もあるんじゃなかろうか」という気にもなる。要するによくわからんということです。ともあれ、瀬尾まいこという作家はすごく好きだ。この作品は彼女のデビュー作だそうですが、書きたいものがきちっとあって書いたという感じがする。

チャスとリサ、台所でパンダに会うチャスとリサ、台所でパンダに会う
(2003/12)
フラン レボウィッツマイケル グレーブス

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・「チャスとリサ、台所でパンダに会う」/フラン・レボヴィッツ

「NYでは愛されすぎて自由にシティライフを楽しむことができない。だから犬の着ぐるみを着て犬になりすまし、より楽しい都会生活を満喫するためにパリへ行きたいの!」とおっしゃる生意気なパンダと、そんな彼らに同情し、なんとかしてパリ行きの飛行機に乗せてあげようとするふたりの小学生の物語。当然ですがファンタジーです。大人向けの絵本って感じでイラストもたくさん載ってるんですが、これがことごとく可愛くなかったりする。
2008.06.21 | | Comment:0 | TrackBack:0
いつも旅のなか (角川文庫 (か39-6))いつも旅のなか (角川文庫 (か39-6))
(2008/05/24)
角田 光代

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この表紙がまた旅ごころをくすぐるのだ。

帯の阿川佐和子さんじゃないけど、「私もまた旅がしたいなあ」と思った。今、旅に出るなんていったらそれはもう完全に現実からの逃避なのですけども。そしてなにより金がないので行けるわけがないのだけども(時間だけは腐るほどあるのが辛いぜ)。

とは言え、私には角田さんのようにひとりでリュック背負って、泊まるホテルも現地調達!みたいな行き当たりばったりワイルドな旅はできません。せめて英語くらい話せればひとりで行ってみたい気もするけど(ご飯をひとりで食べるのは全然平気)、やっぱり友達とわいわい行く方が自分には合ってると思う。

私から見れば充分旅慣れているように思える角田さんが、自分では全然旅慣れなくて、毎回出発前は怖くてドキドキしてしまうというのが意外でした。イタリアに行く前に少しでも不安を紛らわそうと、テンション上げるために買ってきたガイドブックの「犯罪の手口」のページを熱心に読んでしまい、更にびびったりしてるのもおかしい(笑)。ラオスにひとりで行く方がよっぽど怖いと思うんだけどなあ。

≪財布は盗られても命までは盗られないのがイタリア≫という情報を元に、身体のあちこちに財布を分散させてまで角田さんがイタリアへ行ったのはフィレンツェにある「La Specola」という博物館へ行きたかったからなんですが、実は私も行ったことあるんですねー。この解剖博物館に(お食事中のひとは注意してください)。

今からもう10年近く前の話なんだけど、なんでここへ行こうと思ったんだっけな。たぶんガイドブックに載ってて、「なんか面白そう〜♪」と軽い気持ちで行ったんだと思うんですが、自分たち以外に客もほとんどいなくて、角田さんが書いている通り過剰なまでに剥製が多かったこと、サイトの”Primates room”の画像に使われているゴリラの横で、同じポーズで写真を撮ったことだけは覚えてる。そしてただひたすらキャアキャア言ってたなあ。真面目に作ったひとには申し訳ないが、ホントに変なとこだった。

この本にはアジアからヨーロッパ、ハワイまでいろいろな場所が出てくるのだけど、行きたいなと思ったのは台湾。ひとがよさそうだし食べ物もおいしそう。あとはやっぱりキューバ。「チェ・ゲバラとヘミングウェイとブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブでできている」ようなハバナの町っていいなあ。私もモヒート飲みながら、ゲバラが夢見た完璧な理想を透かし見てみたい。
2008.06.12 | | Comment:2 | TrackBack:0
のぼうの城のぼうの城
(2007/11/28)
和田 竜

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・「のぼうの城」/和田竜

オノナツメさんが表紙を描いていて、以前からすごく気になっていた小説。うまい具合に古本屋さんで見つけたので即購入。めっさオモチロかったです。

以下、中途半端にネタばれしてます。
2008.06.10 | | Comment:0 | TrackBack:0
からくりからくさ (新潮文庫)からくりからくさ (新潮文庫)
(2001/12)
梨木 香歩

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・「からくりからくさ」/梨木香歩

”りかさん”という古い日本人形と4人の女性(下宿先の娘・蓉子、美大生の紀久と与喜子、留学生のマーガレット)との共同生活を描いたお話(ものすごく雑な説明)。偶然集まったように見えた4人が、実はりかさんを中心に少なからぬ因縁(※)があり、集まるべくして集まったというのが面白く、また怖くもあり。最後は(絵的に)完全にホラーだと思う。

生活費を切りつめたい4人が食費を浮かすために、庭に生えている雑草をいろいろと料理して食べてみる、ってのはなかなかスゴイ話だと思った。ジャンクフード好きの自分にはこの共同生活、とてもムリだわ。

ちなみに”りかさん”というのは、誕生日のお祝いに「リカちゃん人形が欲しい!」と言われたおばあちゃんが張り切って蓉子に贈った人形なのですが、リカはリカでも大違い。おかっぱ頭の市松人形でしかも話したりするんですよ!怖いっちゅうねん。おばあちゃん、ボケた振りして意外と確信犯かもな。

※4人の繋がりが複雑すぎて、途中で理解することをあきらめました。誰か相関図にして教えて欲しい。

ジャージの二人 (集英社文庫 な 44-1)ジャージの二人 (集英社文庫 な 44-1)
(2007/01)
長嶋 有

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・「ジャージの二人」/長嶋有

堺雅人さんと鮎川誠さん主演で映画化されたと聞き読んでみたんですが・・・。ずいぶんとまた淡々とした話ですな。だからなんやねん、みたいな(要するに面白くなかった)。むしろこの小説のどこが映像化に向いてると思ったんだか、そこが気になる。

怪奇大家族―清水崇presents怪奇大家族―清水崇presents
(2004/12)
加藤 淳也豊島 圭介

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・「怪奇大家族」/加藤淳也

積読本の中から発掘してきた懐かしの一冊。TVドラマ「怪奇大家族」の幻の初期プロットのノベライズで、同じ話でもドラマとは少し違う内容になっていて、こちらも面白い。特に最終怪は全然違ってて、開かずの間にたくさんあった位牌にはこういう意味があったのかと。それと飼い犬のシバにも最後は活躍(と言えるかどうか)の場面があったんですな。なるほど。

そんなこんなでドラマが好きだったひとには超オススメの一冊。おまけの袋とじにはキャラ名鑑も載ってます。私が一番好きなキャラはもちろん清四(高橋一生)ですが、ゲストキャラではメメント森(松重豊)さんがなんといっても好き!あの無駄な渋さのカッコ良かったことったら。「第八怪」のラストはマジで泣きました・・・。あと、十中九十郎(ジェイ・ウエスト)もなぜか忘れられない。

※清四の直筆の日記も載ってるんですが、字が女の子みたい(笑)。漢字もふんだんに使われてるし、頭いいんだね清四。

夜中に犬に起こった奇妙な事件 新装版夜中に犬に起こった奇妙な事件 新装版
(2007/02)
マーク・ハッドン

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・「夜中に犬に起こった奇妙な事件」/マーク・ハッドン

自閉症の男の子・クリストファーが、隣家の飼い犬が殺された事件の犯人を探しだし、それについての本を書こうと、ひとりきりで調査を進めるうちにたどり着いた真実。意外な犯人にも驚かされますが、その後の展開がなんとも切ない。ネタばれになるので多くは書かないけど、犯人の苦しさもわかるんだなあ。さておき、ラストはいいです。「うん。そうだね」と言いたくなるような希望に満ちている。

三谷幸喜のありふれた生活6 役者気取り三谷幸喜のありふれた生活6 役者気取り
(2008/03/19)
三谷 幸喜

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・「三谷幸喜のありふれた生活6・役者気取り」/三谷幸喜

”コンフィダント・絆”の脚本を書くにあたり、画家が主人公の映画をたくさん観られていたようだけど、その中にティムの”ゴッホ Vincent&Theo”がなかったのが残念。

ブラックペアン1988ブラックペアン1988
(2007/09/21)
海堂 尊

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・「ブラックペアン1988」/海堂尊

田口先生がまだ医学生だったころのお話。同じく医学生の速水と島津も出てくるんですが、学生の頃から基本的にこの3人の性格って変わってないんだな。研修期間を終えて提出したレポートに3人の個性が出てて笑った。

物語としてはシリーズの中で一番面白いと思う。次に映像化するならこれがいいな〜。映画でなくて連ドラ化とかどうでしょう。若き日の高階院長、佐伯教授、研修医の世良、天才外科医・渡海とナイスキャラてんこもりだし、最後のオペシーンはなにかとスリルがあって楽しいと思うのですが。

ところで渡海先生って技術偏重で傲慢なところが、ちょっと覚醒前の外山@医龍に似てると思う(外山の数百倍は大人だけど)。渡海征司朗と外山誠二。名前も似てる(気のせい)。

三千世界の鴉を殺し (13) (新書館ウィングス文庫―Wings novel (121))三千世界の鴉を殺し (13) (新書館ウィングス文庫―Wings novel (121))
(2007/11)
津守 時生

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・「三千世界の鴉を殺し13」/津守時生

長々と続いたネタふりが終わり、ようやく物語が動き出した感じ(すでに13巻か・・・)。イイ男とイイ女がばかすか出てきて楽しいっちゃ楽しいのだけど、いくらなんでも長すぎます。

・「無敵の北京」/まのとのま
・「夢のような幸福」/三浦しをん
2008.05.20 | | Comment:0 | TrackBack:0