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ご無沙汰デス。
2009.07.09 Thu
暑いのとネタがないのとで更新もままなりません。寒いのはけっこう平気なんですけどねー。こう蒸し暑いと通勤だけで全体力を使い果たしちゃって、夜は気がついたら寝てた!みたいな。読みたい本も観たいDVDもたまり続ける一方です・・・。早く夏、終わらないかな。

そんなぐだぐだな中、唯一読み終わったのが「赤めだか」。

赤めだか赤めだか
(2008/04/11)
立川 談春

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落語はまったく聞いたことがない私でも知っている、立川談志さんのお弟子さんの立川談春さんのエッセイです。

落語協会に属さない立川流は、家元である談志師匠自身がルールみたいなものらしく、昇進試験でもいかに家元を楽しませることができるか?がひとつのポイントのようなんだけど、あの変人で気難しそうな師匠にOKをもらうのはさぞ難しいだろうなあと思いきや。意外とみんなさくさく昇進してるような。というか、ダメなひとは試験を受けさせてもらう前に辞めちゃうか、師匠が何を求めてるのかを理解していないかのどっちかで、基本、自分が育てた弟子にはそれなりに信頼を置いてるんだなって感じでした。弟子のためにせっせとご飯を作ってあげたりして、想像してたよりずっと優しい。優しい通り越してほとんど甘い(笑)。

弟弟子が先に真打ちに昇進したことに、内心一番動揺していたのが家元だったと人づてに聞いた談春さんが、ならば!と一念発起。談春真打ちトライアルを企画し、そのゲストに招いたのが談志師匠の元師匠で人間国宝の柳家小さん。談志さんが落語協会を脱会した時に破門になって以来、絶縁状態だったふたりだけど、弟子のためならと小さんに一言挨拶に行こうとする談志師匠がまたいい。結局会えずじまいだったけど、談春さんが談志師匠を思うように、談志さんは小さん師匠のことを思っていて、その逆もまたしかり。誰かの芸や技に惚れてそのひとの弟子になるって、改めて凄いことだと思いました。師匠と弟子の関係って、血のつながった親子より濃くてめんどくさい。

余談として投資の世界の凄い人の話が出てくるんですが、そのひと曰く、「相場の神様は、人を出し抜く、ずるさを主とした才能は許さないんですよ。世界的な株安の時に、神がかり的な才覚で売り抜いてダメージを最小限に済ます人は、あとでとんでもない目に遭います

ってそれ、鷲津さん!

あと、「株に対する才能も情熱も認めてやろう。株の世界で生きてゆくというお前の覚悟もわかってやろう。だが、お前の覚悟以上の試練に直面した時、お前はどうするか?」と、生きるか死ぬかの瀬戸際まで追い詰めたりもするんだとか!どうりで、鷲津さん、唐突に解雇になったり、撃たれたり、半身不随になったり、裁判で負けちゃったりするんですね。相場の神様に愛されすぎた男・鷲津政彦(40)。可哀想すぎる。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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