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ゲバラの娘さんはパパにそっくりでした。
2007.09.21 Fri
「SiCKO」を観ました。

先進国で唯一国民健康保険が存在しないアメリカの医療制度を取り上げた問題作。つうかホラー。めっさ怖かったデス。

※以下ネタばれ含みます。
sicko.jpg

国民健康保険がないアメリカでは民間の保険会社に加入するしか生きる道はないのですが、利益のみを追求する保険会社の厳しい査定により、保険に入りたいからといって入れるわけでもなく、入れたからといって希望どおりの治療を受けられるわけでもなく、運良く治療を受けられてもその後ありとあらゆる手を使ってせっかく給付された保険金を奪い返されるという恐ろしさ。

よくこんな制度に国民は耐えてるなあと思うのですが、国民健康保険=社会主義のイメージがあるらしく、国の保険を利用したらあとで麦畑で労働しなきゃいけないんでしょ?という話から、いきなりパイソンズのスケッチもどきが始まるのには笑った。それってすごい突飛な発想に思うのだけど、アメリカ人にしてみたら普通の感覚なのかしら。

アメリカでは保険に入っていても満足な治療を受けられずに亡くなるひとが大勢いて、じゃあ他の国の医療制度はどうなってるわけ?とムーアが調査に乗り込んだカナダ、英国、フランスでは医療費は完全に無料。

フランスなんかその上、治療のために休んでいる間(とっくに治ってバカンスしている期間も含めてだ!)の給料も100%保障されるされるんですよ!(なんと優雅な!私もフランスに生まれたかった!!)保険会社に命綱を握られているアメリカ人がこの映画を観て涙するのもわかろうというもの。

しかしそんなアメリカでも唯一無料で高度な医療が受けられる場所があって、それがグアンタナモ海軍基地。アルカイダの一味でさえその恩恵に与っていると聞き、さっそく9.11の英雄を連れて「彼らにもテロリストと同じ治療を受けさせてくれ!」と押しかけるムーアですが、基地からの応答はなく下手すりゃ撃沈されるかも?ってんで、今度は仮想敵国キューバへ。

そこでようやく優しい言葉をかけてもらい、検査も受けることができ、おまけに地元の消防署にお招きされ「9.11の英雄にお会いできて光栄です」だの「世界中の消防士はみな兄弟だ!」だの、散々情けをかけられまたまた号泣するアメリカ人。

この辺のムーアのいやらしさは格別で思わずニヤリとしちゃうのだけど、実際笑い事じゃないですな。日本も年々個人負担額が大きくなってるし、そのうち全部民営化されたりして!イギリスではもし国保がなくなったら革命が起きるらしいけど、日本人にそんな根性あるかなあ。泣き寝入りしながら死ぬしかないのかも。
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テーマ:シッコ - ジャンル:映画

映画 * 16:21 * comments(2) * trackbacks(0)
COMENNTS
こんにちは~
カナダが無料っていうのは聞いたことがあったけど
それぞれの国で色々違いがあるんですね!
無料で受けるためなら
多少消費税の税率が高くても
税金払っただけのことを政府がやってくれてる
と、国民はちゃんと税金も払うもんなんですよね。
日本の制度もこの先どうなってくのか???
どんな事に対しても
確かに日本人って「決りました」って
お上から言われたら
黙って泣き寝入りするタイプだもんんね(苦笑)
のりむぅ * URL * 2007.09.24 Mon * [ 編集]
コンバンハ~。

北欧も医療費や教育費が無料なんですよね。でもその分めちゃくちゃ税金が高い。最近読んだ本に「日本は老人も働くから元気だけど、北欧は年金で悠々と暮らせる分、なにもすることがなくて公園で黄昏るしかない」みたいなことが書いてあったんですが、私は年取ったら公園でぼーーっとする方がいいです(笑)。

保険って安心をお金を出して買うものだと思ってたんですが、アメリカでは必ずしもそうではなくって、生きるも死ぬも保険会社次第。要はより多くの金デスか。そりゃあまりに情けないっすよね・・・。泣き寝入りしてる場合ではないと強く思いました。
ちあき * URL * 2007.09.25 Tue * [ 編集]
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