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15年ぶりの逢瀬を満喫。
2007.10.04 Thu
女王国の城 (創元クライム・クラブ) 女王国の城 (創元クライム・クラブ)
有栖川 有栖 (2007/09)
東京創元社

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只今絶賛大不調中のミランのこともうっちゃり、ひたすら読書の日々でした。
だって15年も待たされたんですよ・・・。作中にでてきた江神さんの誕生日から、何の気なしに年齢(2007年時点)を計算してひっくり返りそうになりましたよ・・・・。

以下、「女王国の城」の感想です。事件にかかわるネタバレはしていませんが、無駄に長い上、思い入れ過剰のキモイことになってます。要注意。
今回の舞台は木曾山中の神倉という<街>。「ちょっと遠出するかもしれん」という言葉を残し、ふいといなくなってしまった英都大学推理小説研究会(EMC)部長・江神二郎の身を案じた後輩4人が捜索にやってくるところから物語は始まります。

普通に考えて29歳というええ年の先輩が急にいなくなったからといって、わざわざ就職活動をほったらかしてまで後輩が探しにくることはないと思うのですが、江神さんが向かったと思われるのが≪住民のほとんどが「人類協会」という新興宗教の信徒≫であるという特殊な街であったため、なんとなく不安になったわけですね。

(同じ京都の大学を舞台にした物語でもこれがモリミー版なら、「江神さん、今頃比叡山で天狗にでもなってるんちゃうやろか」という違う不安があるところです)

そこで矢も楯もたまらず人類協会の総本部である「城」へと乗り込んできたところ、案の定、江神さんらしき人がいることは確認できてもなんだかんだ理由をつけて会わせてもらえず、ますます不安を募らせるEMCのメンバー。ただしこれは協会側の誤解による判断で、その後無事に江神さんとは会えるのですが、安堵と憤りがごちゃまぜになったマリアがわざと大声で協会批判するのには笑った。心配通り越してもはや逆ギレ状態だったんだもんね。気持はわかる。おおいにわかるとも!

江神さんから真剣に「心配させて悪かった。心配させるというのは罪やからな。勘弁してくれ」(こういうところが好きなのデス)「助けにきてくれてありがとう」と頭を下げられ、思わず胸を熱くするアリス(とEMC)と一緒に思わず私も泣いてしまいましたよ・・・。江神さんほどほっといても大丈夫な人もいなければ、この人ほど他人を不安な気持ちにさせるひともいないんですよ(笑)。これはもうこのシリーズ読んでないひとにはわからない切なさだと思うんですが、とにかく無事でよかった。

やっと会えてほっとしたのも束の間、今度は「城」の中で殺人が起こります。しかしどういうわけか警察を呼ぼうとしない人類協会。「とにかく時間をくれ、明日になれば必ず警察に連絡するから」の一点張りで埒が明かないうえ、それまでは「城」から一歩も出てはいけないと軟禁されるEMC。そんなこんなしてる間に第二の殺人事件が起こり・・・・と、事態は過去の殺人事件まで巻き込んで混沌としていきます。果たして殺人事件の犯人は?協会が時間稼ぎをする理由は?ペリパリ(宇宙人)は本当に現れるのか?

正直、この3つの謎についてはどうでもいいっちゃいいので(特に3番目)、「読者への挑戦」にも立ち向かわず、もうじき江神さんが種明かししてくれるからいいんだもんねー!とさくさく読み進めたのですが、そしてそのわりに言うのもアレなんですが、謎解きの瞬間のカタルシスみたいなものはあんまりなかったな。江神さんが消去法でどんどん犯人を絞り込んでいく場面はそれなりにドキドキしたのだけど伏線がなー。ちょっと適当だろ(笑)

ここからは念のために伏せます→「ただ「言葉」というのはつくづく「呪」だなと。その怖さはわかる気がしました。そしてその「呪」を実の母親に掛けられてしまった江神さん・・・。「呪」に縛られているという意味では犯人も江神さんも同じだけど、他人を呪い恨みを晴らすことでその呪縛から逃れようとした犯人と、逆に「呪」に挑むように生きる江神さんのどちらがより苦しいのかは私にはわかりません。でも犯人の生き方には虚しさと寂しさを感じます。江神さんがそんな生き方を選ばなくてよかった」←ここまで。

さておき15年ぶりの学生シリーズはやっぱり面白かった!ちょっとした言葉のやりとりがEMC!なんですよねー。最初、江神さんとの面談をにべもなく断られたアリスたちが、なんとか部長と連絡を取ろうと、自分たちにしかわからないような内容の手紙をやりとりをするくだりには思わずニヤリとしてしまった。江神さんのSOSがまたオタクくさいんだこれが(笑)。

あと風呂上りにドライヤーで髪を乾かす江神さんに無性に萌えた(変態)。私がマリアだったら「こんな気持ち悪いところでひとりでなんか眠れません!」とか適当な理由つけて、絶対男子部屋に居座るところなのに惜しい!(なにが)。

それにしてもアリスもマリアもモチも信長もどんだけ江神さんが好きなのかと(笑)。何度も言うけど江神さんもう30歳前ですよ。いい大人ですよ。車飛ばしてまで捜しに行かなきゃいけないようなひとじゃないんですよ。しかもアリス、心配なのはわかるとして留守宅に勝手に上がりこむのはどうだろう(笑)。

ともあれそのストーカーまがいの行為が功を奏したことは間違いないし、可愛い後輩が救助にきてくれて江神さんも幸せだ。私は江神さんが幸せならそれでいいのだ。

学生シリーズは残すところ長編1冊でシリーズが完結するらしいですが、それを早く読みたいような読みたくないような。とりあえず短編集は早く出して欲しいー。できたら書き下ろしも加えて早く早くー。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

* 23:09 * comments(2) * trackbacks(0)
COMENNTS
全文に激しく同意!!特に伏せた所、「そうそう、そうなのよ!」と同意しまくりましたよ。

私は、再会したマリアに飛びつかれて、肩で長い髪がはねた所に激しく萌えました~v 勿論ちあきちゃんが萌えたシーンも大いに萌えだったのですが、その後まだ乾き切ってない髪を想像して更に萌えまくる筋金入りの変態でございます(´∀`;)

そんな事してるから、犯人が分かってすら( ゚д゚)ポカーンとしてしまうんだわ(笑) でも、ちあきちゃんが言う通り犯人判明の時の衝撃度は低かったなぁ…。すまん、有栖川。

後は、短編集だよね!読み逃しも多いから、早く読みたい~~!今回もチラッと触れられてた事件も短編の事だよね?読んでないよ~(泣)

では、また今度酒でも飲みながら語り明かそうぜ!
狸山 * URL * 2007.10.05 Fri * [ 編集]
15年も待ったのにもう読み終わってしまい、今軽く虚脱状態デス・・・。もっとちびちび読めばよかった(ムリだけど)。

今回マリアすごく可愛かったね!泣いたり暴れたり大活躍!それがすべて空回り気味なのがまたいい(笑)。私も小説の女性キャラにはあんまり興味ないクチだけど、マリアとハーマイオニーちゃん、黒髪の乙女@モリミーとダイアナ@オーブリー&マチュリンシリーズは大好きですよ。ちなみに嫌いなのは御手洗シリーズのなんだっけあのハリウッド女優。名前さえ忘れたわ。

私はタバコが吸えない江神さんにもちらっと萌えました(笑)。そしてあのちびっこにジェラスィ。あのお譲ちゃん、初恋のひとが江神さんなのよねー。羨ましい!

他のひとの感想読むと、意外と犯人がわかった!て人が多いのよねー。「犯人はお前だ!」と言われて尚ぽかんとしてるわしらって・・・。どっちかつうともうひとつの謎が解けた瞬間の方がスッキリした。

>では、また今度酒でも飲みながら語り明かそうぜ!

おお!ぜひそうしよう!楽しみにしてるぜ!
ちあき * URL * 2007.10.07 Sun * [ 編集]
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