スポンサーサイト
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 * --:-- * comments(-)* trackbacks(-)
10月に読んだ本
2006.11.12 Sun
・「邪魅の雫」/京極夏彦
・「ラッシュライフ」/伊坂幸太郎
・「家守綺譚」/梨木香歩
・「ロードス島攻防記」/塩野七生
・「諸国空想料理店」/高山なおみ
・「ナイチンゲールの沈黙」/海堂尊

ナイチンゲールの沈黙 ナイチンゲールの沈黙
海堂 尊 (2006/10/06)
宝島社

この商品の詳細を見る

以下ネタばれ含む感想です。
田口&白鳥@チーム・バチスタシリーズの第二弾。

今回も田口医師が勤務する東城大学医学部付属病院が舞台になっちゃいるんですが、そうそう同じ病院内で殺人事件が連続して起こっちゃ不自然だろーってことなのか現場は外。でも容疑者は中。犯人逮捕に乗り出してきた桜宮警察署・加納警視正からの協力要請により再び田口医師が登場し、またまた難儀な事件に巻き込まれるとそういうお話です。

もちろんあの白鳥も再登板なんですが今回は出番も少なく、むしろ次回作への伏線として出てきたような感じでした。ただし短い登場シーンの中でも例の独自の存在感だけは濃厚。小児科病棟のいたいけな子供たちの上にロジカル・モンスターとして容赦なく君臨しつつ、いつの間にか彼らのハートを掴んでいるあたり、さすがあれでも人の親と感心するべきなのか。複雑だ。

案の定な白鳥はさておき、今回新たに登場したモデルばりのルックスとデジタル・ムービー・アナリシスという独自の捜査方法を持つ派手派手な加納警視正と、「万が一失敗した時は玉、一緒にお遍路へ行こう!」と呑気な上司に明るく宣言され、いつも泣きそうになっている部下の地味な玉村警部補(妻子持ち)がこれまた愉快で、さすが乙女回路(@三浦しをん)内臓の海堂さん、チーム・バチスタの天才外科医兄弟と言い、ただ男前で有能なだけじゃ今時の女子には支持されないってこと、よくわかっていらっしゃる(笑)。田口先生と古い付き合いのER部長やらトンネル魔人やら他にも気になるキャラ目白押しですよー!

あの白鳥でさえが苦手だと感じるほど強引な男・加納(ちなみにふたりは学生時代からの知り合い)にまで不定愁訴外来を占拠され呆然とするしかない田口先生の姿はどこか、のだめ、峰、真澄ちゃんに部屋に押しかけられた千秋先輩の姿を彷彿とさせます(笑)。しかも田口先生、千秋先輩ほど強くないし・・・(落涙)。それでも最後はびしっと決めてくれるんですけどねー。

白鳥と関わってしまったがために芋づる式に他の変人まで呼んでしまった田口先生の不幸の源、たぬき院長もあいかわらず健在だし、今後も珍キャラ登場の予感がするこのシリーズ(もう充分だとも)、とりあえず次回作も決まってるようなのでまた楽しみに待ちたいと思います。

ってまたもキャラ話に終始してしまいましたが、単純な事件が偶発的なあれこれによって結果的に難しくなってしまったということを描くために、えらく色んなエピソードが詰め込まれていて、その分登場人物も多くてちょっとしんどかったな。

ネタばれ→「つうか、あの看護士。白鳥も言うように、やはりあれは絶対に子供を巻き込むべきではなかった。看護士としては尊敬できるだけに残念でならんよ。死んだ奴には1ミリも同情しないけど、その後のことは罪深いね」←ここまで。

でも最後まで読ませる文章力はあるひとだなと思います(1日で読んでしまった)。現役のお医者さんだけに医師や看護士さんのキャラ設定は上手いしね~。おそらくモデルとなるひとが誰かいるんでしょうが、内山医師だけはやばい。実在するなら告発してくれー。
スポンサーサイト

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

* 21:13 * comments(0) * trackbacks(0)
COMENNTS
SEND COMENNTS

TRACKBACKS
この記事のトラックバックURL
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。