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DJ in my life♪
2009.11.03 Tue
映画の日に「パイレーツ・ロック」と「風が強く吹いている」をはしごしてきました。日曜日だったせいもあり、両方とも満員御礼。チケット発券するのに行列ができてて仰天!ただでさえ時間がないところへ、ちょうど「沈まぬ太陽」が終ったばかりで、我先にとトイレに直行するお客さんの列に行く手を阻まれ(途中で10分の休憩があるとはいえ、3時間22分は長すぎるよね!気持ちはわかるがどいてくれー)、泣きそうになりながら席にすべりこみました。<パイレーツ・ロック。間に合ってよかった~。

以下、素晴らしくネタばれしていますので未見の方は要注意デス!しかも長いよ!
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「1966年。BBCラジオが1日にわずか45分しか流行曲を流さなかった時代。イギリスの人口の半分以上がリスナーという、圧倒的人気を誇る海賊ラジオ局”ラジオ・ロック”が北海上から24時間、ロックを流し続けていた。しかし、風紀を乱すという理由で海賊ラジオ局を苦々しく思っている大臣のドルマンディ(ケネス・ブラナー)は、海上安全の保護と称した新しい法案を通し彼らを排除しようとする」

1日24時間放送ということで、DJ7人+ニュースとお天気担当のキャスター1人の計8人が個性豊かに放送を担当。それぞれ独自のスタイルがあって個別にファンも付いてるんですが、中でも1番人気なのがアメリカからやってきたザ・カウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)。「Fワード」をはじめて電波に乗せようとしたり、一見傲慢で自信過剰なヤな奴だけど面白くて頭もいい。意外と人情派でもある。そのカウントと人気№1の座を争うのがアメリカ帰りの「イギリスで最も偉大なDJ・ギャヴィン」(リス・エヴァンス)。

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「イギリスで最も偉大なDJ」つうくらいだからどんだけ凄いのかと期待したら、言ってることのほとんどが下ネタじゃねーかという(笑)。

大臣の策略によりスポンサーを失った”ラジオ・ロック”の責任者・クエンティン(ビル・ナイ)が、再びスポンサーを取り戻すため、わざわざアメリカから呼び戻しただけあってギャヴィンの人気は凄まじく、仲間のDJたちもカリスマの帰還に大騒ぎ。ひとり面白くないカウントだけど、常に上からの姿勢を崩さないギャヴィンにイラっとしながらも大人な振る舞いだったのが、ギャヴィンが仲間のひとりの嫁と寝たと白状したことについに限界。「カタをつける時が来た!」と決闘を申し込んだのがなんとマスト昇り!さすがは海賊だけあるじゃないか!

マスト昇りと言えば、栄光あるイギリス海軍の士官候補生であるホレイショでさえびびって固まったくらいなのに、いかにも不健康そうなおっさんDJが2人して意地とプライドだけで昇る昇る(笑)。しまいには一番高いところから海へダイブ!あほか!って話なんですが、これでお互いが認め合うってんだから可愛いものデス。

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他にも、おデブでちょっぴり皮肉屋だけど女にやたらモテるデイブ(ニック・フロスト)や、DJなのにまったく話さないが、イケメンで女性人気をギャヴィンと二分するマーク(トム・ウィズダム)。やることなすことカンに障るアンガス(リス・ダービー)、ひとがよくて優しいサイモン(クリス・オダウド)、乗船して7ヶ月間、誰も存在を知らなかった引きこもりDJのボブ(ラルフ・ブラウン)等、いい加減でだらしなくて最高にカッコイイ大人たちに揉まれながら成長していくのがカール(トム・スターリッジ)。童貞喪失の手ほどきを受けるのはいいとして、念願叶った瞬間を全員がドアの外で聞いていたのはまだしも、それを放送してしまうのはさすがにやりすぎじゃないのか(笑)。いずれにせよ、こんなとこにいたらロクな大人にならないのは間違いないけどね。羨ましい。

自由に人生を謳歌する彼らを躍起になって排除しようとするドルマンディー大臣と部下のトゥワット(ジャック・ダヴェンポート)。←このひとどっかで見た顔だと思ったら、ノリントン提督ではないですか!

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「およそこの世に楽しいことなんて何もない!」(あんな寒いクリスマス・ディナーは初めて見ました)みたいな顔した大臣と彼にバカにされながらも命令に背くことなく、まるで似合わない60年代ファッションに身を包み船に乗り込むトゥワットがまた面白くてなぜか憎めない。イギリス中で海賊掃討に必死になってるのってこの二人だけなんじゃない?てくらい浮いてるし、国民からはバカにされっぱなしなんだもん。可哀想(笑)。

しかし、ついに法案が可決され”ラジオ・ロック”号はあわやタイタニックに!が、沈む船と運命を共にしたタイタニック号の楽団とは違い、彼らに死ぬ気はさらさらなかったようでギリギリまで放送は続けながらも、最後はひたすら救難信号を受信した船が来てくれるのを待つのがよかった。まさかそこまで大事になるとは思ってなかったトゥワットが大臣に「彼らを救出する許可をください!」と電話するのもさすがはノリントン提督!って感じで泣けました。このひとは先祖からずっと海賊に悩まされっぱなしなんでしょうな。

そしてようやく救助に駆け付けたたくさんの個人船が、いかにも各DJのファン代表デス!みたいなのばかりなのが楽しい。キザなギャヴィンはさっそく金持ちそうな船の上でシャンパン飲んでるし、非モテのサイモンを助けてくれたのは小舟だ(笑)。女子高生の船にいかにもR18なデイブが助けられたのもおかしかった。私なら間違いなくクエンティンを助けますけどね!

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カッコよすぎる!

海賊放送とはいえ反社会的なメッセージを流してリスナーを煽るわけでもなく、純粋に好きな音楽を聴きたい聴かせたいという、娯楽のツールとしてのラジオをみんなが心底楽しんでいるのを観るのが楽しい映画でした。それだけに廃止が決まった時、親に隠れて聴いていた少年がベッドの中で涙するのにはじんときたな。今はまったく聴かなくなったけど、学生の頃はよくラジオを聴いて、気にいった曲のタイトルとか必死でメモしたなあ・・・とか、そんなことをしみじみ思い出しました。いい映画デス。大好き。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

映画 * 13:07 * comments(3) * trackbacks(0)
COMENNTS
>Kさま

クエンティン最高でしたね!今、私のPCの壁紙はクエンティンさまが飾っておられます~。細身のスーツのどれもがカッコよかったですが、最後の方で着ていたミリタリー風のジャケットが特にステキでした。あんなのが似合うのはやはりエゲレス人ですな!
ちあき * URL * 2009.11.08 Sun * [ 編集]
こんばんわ。
若いイケメン男子も出ているにもかかわらず、私もクウェンティンに目が釘付けでした。あのスーツ、マフラー、あの細身(他のDJがデブ率高すぎなせいもありますが)! ビルナイ氏は最近見たドラマ「ステート・オブ・プレイ」でもやっぱりシブくて粋な新聞社の編集長をやっていて、もう「ビル・ナイが上司だったらなー」と無駄な妄想をする始末です。

>海賊放送とはいえ反社会的なメッセージを流してリスナーを煽るわけでもなく、純粋に好きな音楽を聴>きたい聴かせたいという、娯楽のツー?ルとしてのラジオをみんなが心底楽しんでいるのを観るのが楽>しい

そうそう、時々はさまれるリスナーたちの映像がまたいいんですよね。
反骨ロック映画!ってわけじゃないし、笑って泣けて・・・と思いっきりベタなんだけど、なんか許せちゃいます。沢木耕太郎さんが新聞で「大人の御伽噺」って書いてましたが、そんな感じでした。
yonda panda * URL * 2009.11.14 Sat * [ 編集]
今晩和~。
無口なDJマークもカッコよかったですが、なんといってもクエンティンですよね!海賊船の船長とは思えないエレガントさ。前世がタコのお化けだとはとても思えません(違)。

「ステート・オブ・プレイ」はBSで放送されてるドラマですよね。うちは残念ながらBSが観られないので、地上波に降りてくるのを心待ちにします。

>ビル・ナイが上司

いいですねその職場!楽しそう~♪遊び心満載の還暦上司(萌)。土日も出勤しちゃいますよ!

>リスナー

ひとつのラジオを中心に、学校で職場で寮で、みんなが踊りまくっててホントに楽しそうでしたね~。海賊放送を視聴してるからって特に罰せられるわけじゃないけど、ちょっと悪いことしてる感じを味わえるのがまたいい。無性にラジオが聴きたくなりました。クエンティン、日本海にも来てー。
ちあき * URL * 2009.11.16 Mon * [ 編集]
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