スポンサーサイト
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 * --:-- * comments(-)* trackbacks(-)
ビアン・シュール(もちろん)←覚えた。
2010.09.18 Sat
・「ブレイズメス1990」/海堂尊

ブレイズメス1990ブレイズメス1990
(2010/07/16)
海堂 尊

商品詳細を見る


先日TVでも放映していた実在の外科医・須磨久善医師をモデルにした天才外科医・天城雪彦が登場。海堂さんの小説には速水、渡海と俺さまキャラの医者がいろいろ出てくるけど、天城は過去最高。勤務先のモンテカルロ・ハートセンターには、余所で匙を投げられた重度の心臓病患者が最後の希望を繋いで駆け付け、天城のオペを受けるために全財産の半分をカジノでの一発勝負に賭ける。多い時には億単位の治療費を平然と受け取る天才外科医を東城医大に招聘するため、モナコに派遣された世良にそんな天城のやり方は受け入れられず猛烈に反発するが、同時に天城の天才的な手技と危ない魅力に抗しきれず・・・というお話(たぶん間違ってない)。

以下、ややネタばれしてます。
人呼んで「モンテカルロのエトワール」こと天城のキャラが濃すぎ。モナコ在住ってことで会話の端々にフランス語が登場するのは百歩譲るとしても、日本からやってきた若き医師・世良のことを「甘ちゃんだなあ。今日からボクはキミのことを”ジュノ”(青二才)と呼んじゃうよ!」と言ってみたり、「ジュノは私のプリズナー(囚われ人)」だとか、「私を説得したければ部屋にくるもよし」とか、もういったいどういうおつもりか!外国帰りのエキセントリックなおっさんに人前で”ジュノ”と呼ばれる世良の身にもなれ(笑)。

世良ちゃんをさんざん翻弄した挙句、あっさり日本に舞い戻ったかと思えば今度は高階講師をクイーン呼ばわりとやりたい放題の上、「医療は独自の経済原則を確立しておかないと、いつか乾涸びてしまう。患者はみな平等であるべきというキレイごとだけでは日本の医療は崩壊し、医師が疲弊していくだけ」とハッキリ口にする天城は案の定、東城医大のベテラン医師からは嫌われ恐れられるけれど、若い医師の中には天城の考え方に惹かれる者もいて、その中のひとりが若き日の桐生医師だったりするあたりはちょっとニヤリとさせられます。速水も天城医師とは話が合いそうだなあ。逆に似たもの同士で反発しそうだけど。

話は天城医師が無事に公開オペを終わらせて、お次はいよいよスリジエ・ハートセンターの設立だ!というところで終わっているんだけど、その後のシリーズの展開から見てこの計画は頓挫しちゃったのか。個人的には天城が見事に病院を立ち上げて、併設された救命センターのセンター長に収まった速水とタッグを組んで東城医大を乗っ取る!みたいな話も読んでみたいのだけど。傲慢だけど優秀で華のあるドクターが2人もトップに君臨する桜宮ホスピタル。エトワールとジェネラルのコンビかあ。妄想だけで胸やけがしてきました。

読んでる間ずっと、「天城って誰かに似てる」と思ってたんですが、今わかった。御手洗だ。映像化するなら天城役は島田荘司が演ればいいよ!
スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

* 22:24 * comments(2) * trackbacks(0)
COMENNTS
ちあきさんこんにちは。
昨日読み終わりました。
天城がまさかあんなに濃いキャラだったとは。
外科医須磨~はちょっと前に読みましたが、なるほどこれは別にドキュメンタリー本を出す必要がある、と納得です(笑)

天城があそこまで唯我独尊な必要はない(理念が良しとしても、無駄に敵を作りすぎ!)とか、いろいろあるものの、私も速見先生とのガチンコバトルは読んでみたいです。
天城に対抗出来るのは、愛車をアマガエル呼ばわりした彼はともかく、もはや速見白鳥しかいません。
これに渡海も絡めたらおもしろそうだけど、収集つかなるでしょうか。
最後の砦は田口(ドラマ版でも可)でお願いします。
年下の青二才トリオ相手に調子が狂う天城も楽しそうです。

しかし、その天城を掌の上で転がしてる感のある佐伯病院長はもはや別格。
一番人が悪いのはこの人じゃないかと。
善意のわかりにくさでも天城といい勝負です。

終わり方は私も気になりました。今までの展開だとどうなっちゃうんでしょう。
続編もまた出ると思うので、楽しみです。
りほ * URL * 2010.10.23 Sat * [ 編集]
りほさん、今晩和~♪

天城先生、須磨先生がモデルなんですよね。初対面の若い医者を”ジュノ”呼ばわりなんかするか!と怒られそうですけど(笑)。

>天城があそこまで唯我独尊な必要はない(理念が良しとしても、無駄に敵を作りすぎ!)

他人をイラっとさせるという点では、白鳥といい勝負ですよね。二人とも口が達者なだけじゃなくて、やることやるから許されてますが、あのやり方は日本的ではないですな。いや二人とも宇宙人か。

>天城VS速水白鳥

この3人の場合、対立されても逆に連携されても周りは大迷惑でしょうな(笑)。渡海は横で笑って眺めてるだけで何もしてくれなさそうデス。やはり最後の砦はドラマ版のぐっちーでしょうね。彼の真摯さの前に黙るしかない天才トリオ。楽しい。

>しかし、その天城を掌の上で転がしてる感のある佐伯病院長はもはや別格。

流石はブラックペアン・佐伯。年季が違います。あの高階先生でさえ佐伯院長の前では小僧にしか見えないですからねー。天城の行く末もすごく気になりますが、年末から連載開始予定の北の将軍のお話も楽しみデス!
ちあき * URL * 2010.10.25 Mon * [ 編集]
SEND COMENNTS

TRACKBACKS
この記事のトラックバックURL
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。