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こうなったら続編も読みたい。
2012.05.25 Fri
「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を(ようやく)読みました。

キャプチャ

原作を読みだしたものの、なかなか波に乗れず途中で断念。先に映画を観て登場人物たちに顔を与えてから再読したら、今度はすんなり物語が頭に入ってきました。同時に映画の内容もようやく理解できたような(笑)。

さておき、スマイリーのカッコいいことといったら!普段、映画にしても小説にしても主役より脇役スキーな自分としては珍しく、この小説に関しては完全にスマイリー一押しであります。正直、外見的には全然イケてない(背が低く太っていて足が短い。美人妻曰く「保温カバーにぬくぬくと収まっている卵みたい」)容姿なんだけど(ハンプティ・ダンプティか)、中身はもう惚れ惚れするようなイケメン。スマイリーに協力してネズミ退治の捜査をしているロンドン警視庁の元警部・メンデル氏が彼について実にうまいこと言ってるのでまんま引用しますと、

≪ちょっと見ただけでは、一人で通りが渡れそうもないような感じをうけるが、現実にははりねずみに保護を申し出るようなものだ≫

≪しかしあの男だけは絶対に崩れないな。弱々しい樫の木のような男だ。一息で吹き倒せるように思うが、いざ嵐になりその嵐がやんだ時、あいかわらず立っているのは彼一人だ≫


ま さ に !

また映画のゲイリー・オールドマンがこのイメージにぴったりなんすよねー。特に弱々しい樫の木のくだりが(笑)。ついでに言うと、メンデル元警部の役にはティム・ロスをキャスティングして欲しかった!2人が同時にスクリーンに映る場面があったかどうか定かでないんですが、電話越しの競演でも全然イケる!むしろその方が萌える!!

あと、原作ではストレートだったはずのギラムがなぜか映画ではゲイになってたのは、スマイリーとリッキーが女性絡みでいろいろややこしいことになっているので、そこへ原作通りにギラムの年下の謎めいたGFの話まで持ち出すのはいかがなものか?みたいな判断があったのかなあと思ったりしました。まったく面白味のない推理ですが。だったらいっそギラムのプライベート関連の話はごっそり切ってもよかったんでしょうが、諜報部という外国のスパイ相手に出し抜いたり出し抜かれたりのストレス満載、しかも同僚の間でも足の引っ張りあいのあるような組織で働く人間の、家庭でのささやかな幸せと、その心の安らぎさえ時には切り捨てなければならない非情さを描きたかったのかなーなんて思ったりも。ま、単純にギラムの恋人がすごくイイ人そうだったからそんな印象を受けただけなんですが(笑)。

ジム・プリドーと彼の教え子であるビル・ローチの関係では断然、原作の方がいいです。ビルは気づいてないだろうけど、彼がジムに寄せる想いはきっと初恋。小学生のくせに、好きな子のタイプが渋すぎるぜ(笑)。惜しまれるのはジムが純情一途すぎて他は眼中にないことかなー。

ネタばれ→≪結末を知ったあと、「これまでに大勢のビルと知り合ったものだ。みんな、いい男だった」のくだりを読むとぐっときちゃいますな・・・。≫←ここまで。

それとリッキー・ターの役は最初、マイケル・ファスベンダーが候補に挙がってたらしいですね。結局ファスはX-men:FCと撮影が重なるので降りたそうですが(ありがとうありがとう!)、ファスベンダーのあの泣き笑いの顔で「(イリーナのことは)全然タイプじゃないのに好きにってしまったんだ・・・」なんて言われた日には!可哀想で見てられんところでした。

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