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最近観た映画・1
2012.07.08 Sun
・「ル・アーブルの靴みがき」:☆☆☆★
・「ザ・マペッツ」:☆☆☆☆
・「ミッドナイト・イン・パリ」:☆☆☆★

※以下、ネタばれ注意!

・「ル・アーブルの靴みがき」

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北フランスの港町ル・アーブルで靴みがきを生業とし、夫婦二人でかつかつの暮らしを送っていたマルセルが、偶然出会った≪母親の暮らすロンドンに向かうはずが、なぜかル・アーブルに流れ着いてしまったアフリカからの不法移民イドリッサ少年≫を無事に母親の元へ送り届ける手助けをするという物語なんですが、カウリスマキ監督自ら「非現実的なお話」というだけあって、まあ町の人たちが親切。

主人公のマルセルなんかお金がないあまり、友人のパン屋でフランスパンを万引きするほどなのに不思議なくらい貧乏くささも悲壮感もなく、ただ淡々と自分たちのやれることをやるという感じがよかった。イドリッサもただ甘えるだけでなく、なんか恩返し的なことをしないと!とマルセルの代わりに靴磨きをしようとするのがいじらしい。結果、あやうく警察に捕まるところだったけどな!ラストのありえなさもこの映画にはふさわしい。まさに「最高のハッピー・エンデイング」でした。あと犬のライカが可愛い(監督の愛犬なんですね)。

・「ザ・マペッツ」

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なんとなく観に行った映画ですが、作り手のマペッツに対する愛情が感じられるいい作品でした。人間とマペッツが兄弟というとんでも設定だけど、いい大人になっても決して変わることのない兄弟の絆。かつてふたりが愛してやまなかったマペット・ショーの大ピンチも兄ゲイリー(ジェイソン・シーゲル)と弟のウォルターが一致団結して乗り越えていくのだ。二人の熱意に往年のマペッツ・スター、カーミットさん(声が小せぇ)も奮起!マペット・スタジオを守るためにチャリティー・ショーを開催することになるんだけど、子供の頃、マペット・ショーを楽しみにしていたセレブたちも協力者として続々と集結。懐かしの芸に寄付金もどんどん集まる中、自分は人間?それともマペット?(どう見てもマペットやろ)とおのれの存在意義に不安を抱き始めていたウォルターが、ゲイリーに励まされショーのラストで披露した芸がこれまた地味にいいんだ。泣いた。

悪役を演じたクリス・クーパーのダミ声ラップ、カメオ出演のザック・ガリフィナーキスと他にも見所はたくさんありますが、なかでひとり、客寄せパンダとしてむりくり拉致られてきたジャック・ブラックの扱いの酷さが最高でした。

・「ミッドナイト・イン・パリ」

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ハリウッドでそこそこ成功している脚本家だけど実は小説家志望のギル(オーウェン・ウィルソン)は婚約者のイネズ(レイチェル・マクアダムス)の両親のビジネス旅行に便乗し憧れのパリに出かける。しかし、「パリは雨の日が最高なんだ!パリに住みたい!」とひとりテンション高めのギルは(ロマンチ女子か)、「パリなんか観光だけで充分。住むならやっぱりアメリカよ!」なイネズファミリーの中で浮きまくり、しょうがなくひとりで夜のパリに散策に出かけます。

そこで出会ったのはなんと、フィッツジェラルド夫妻(ロキ!)、ジャン・コクトー、ヘミングウェイ、ピカソなどなど今は亡き芸術家たち。あっという間に彼らの世界(ギルにとっての最高の時代である1920年代)に馴染んだギルはピカソの愛人・アドリアナ(マリオン・コティヤール)と恋に落ち、今度は二人で1890年代のパリへ。そこで出会ったのがロートレック、ゴーギャン、ドガという超有名どころ。

テンションはクライマックスに達しつつ、「このベル・エポックの時代こそ自分にとっての黄金期、ずっとここに留まりたい」というアドリアナと、ルネサンスこそ黄金期だというロートレックたちにふと我に返るギル。結局、いつの時代の人間も昔はよかったと思うもんなんですな。でも、やっぱり今の時代を生きてこそなんぼなんじゃないか。未来の人間から見たら、今自分が生きている時代こそが黄金期かもしんないしさ!

てことで、ギルは現代に戻り価値観の違うイネズとはお別れ。清々したところで、パリに来て顔なじみになったパリジェンヌとばったり再会、折しも外は雨。「パリは雨の日が最高なのよ」とほほ笑むそのパリジェンヌ(どっかで見た顔だと思ったらM:IGPの女殺し屋ではないですか)と肩を並べて去っていくギルに今度こそ幸あれ!(でもギルみたいな頭にお花が咲いている男と気の強そうなパリ娘は果たしてうまくいくんかな・笑)。私にとって初のウディ・アレン作品でしたが、とってもファンタジーでオシャレで可愛い映画でした。パリいいなー。行きたいー!

名前しか知らなくても、次々と現れる過去の芸術家たちがみんな雰囲気があってステキでした~。特にツボだったのがダリ(エイドリアン・ブロディ。似てる!)とロートレック。なんとなく”おじいちゃん”な印象しかない(61歳で亡くなってるんですな。意外)パパ・ヘミングウェイがなかなか渋い男前。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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