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別れの朝は晴れでした。
2013.02.17 Sun
「ストロベリーナイト」を観ました。

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姫川(竹内結子)班の管轄内で4件の殺人事件が起きる。被害者がいずれも暴力団関係者だったことから、警察は内部抗争の線を疑うが、そこへ1本のタレコミ電話が入り「犯人は柳井健斗だ」と告げる。偶然その電話を受けた姫川は入院中の上司、今泉(高嶋政宏)に報告。ところが柳井の名前を聞いた途端、今泉はこの件を預からせてくれと言い、翌日、橋爪(渡辺いっけい)に呼び出された姫川は柳井のことは忘れろと命令されてしまう。

実は柳井には9年前に姉を殺害され、犯人として逮捕されたのが実の父親だったこと、その父親が無実を訴え署内で拳銃自殺したという過去があり、しかも警察は誤認逮捕だったことを隠蔽していたらしく、今さらあの事件を蒸し返されては困る。柳井のことはどうかアンタッチャブルで!と珍しく姫川に頭を下げてまで懇願。しかし、納得のいかない姫川はこれを無視、単独捜査に乗り出す。一人で行動する姫川に危ういものを感じた菊田(西島秀俊)に諭され、菊田にだけは裏事情を教えるものの、やはり捜査は一人でやると言う姫川。そんな姫川の前に牧田(大沢たかお)という男が現れ…。

※以下、ネタばれ注意!
表の顔は不動産業、裏では暴力団龍崎組の若頭補佐である牧田に忠犬のように従う舎弟、川上義則役に金子賢という時点ですでに出オチ。なんとなく犯人は予想がついちゃった感があるんですが、事件の内容が複雑に絡み合っているため、最後まで飽きずに観られました。警察が9年前の事件にもっと誠実に対応していたら今回の事件は起きなかったかもしれないし、事件に関わり合った人たちの人生も違うものになっていたかもしれない。それを思うと姫川の取った行動は間違いなかったんだと思います。姫川は警察官としての職務にひとよりも高い理想や希望を抱いてるんじゃないかなあ。そこにはやはり、姫川自身が被害者になった事件の犯人を逮捕するため殉職した、あの女性刑事との絆があるんだと思う。

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だから、今泉や橋爪たちが一丸となって庇おうとしたある上司の件も、「男同志の義理や人情、友情ごっこなんか知るか!勝手にイチャイチャしてろ!」と一蹴。事件に関係のあることなら尚更明らかにすべきやろが!とむしろ誰よりも男らしい(笑)。そんな姫川だからこそ、部下も迷わずついて行くんでしょうな。

結局、事件はガンテツ(武田鉄矢)や日下(遠藤憲一)らの協力もあり解決へ。9年前の警察の不祥事に関しても、当事者が自ら真相を明らかにし責任を取ると発表したことにより一応の決着がつく(当日まで何も知らされず、ドッキリを仕掛けられたも同然の長岡(田中哲二)には悪いけどちょっと笑った。あの人ああいう役似合いますよねー)が、姫川班は解散。姫川に従い事件を解決させたチームに後悔はないだろうけど、なにも解散させなくてもなあ。やっぱりあれか。姫川が警察官でありながら、やくざと関係持っちゃったのがあかんかったのか。ドラマからの菊姫スキーの中には今作での姫川の行動は納得いかない!って人が多いらしいけど、私は姫川が牧田に惹かれたのもわかる気がします。二人ともまだ若い頃に理不尽な犯罪に巻き込まれ傷つけられた過去があり、姫川は警察官になることでその過去を乗り越えようとして未だ足掻いている最中。逆に牧田は止むに止まれぬ事情があったとはいえ人を殺し、現在はやくざにまで身を堕とした男。真逆の人生を歩むことになった二人だけど、他人の痛みや苦しみに敏感で、そこから生まれる怒りに自分を抑えきれない危うさは似ていると思う。牧田が柳井に目をかけていたのも、昔の自分と似ていたからですよね。

というか、ぶっちゃけあれだ。牧田がカッコよかったからいかんのだな(笑)。映画が公開される前、やたらと「あなたは菊田派?それとも牧田派?」みたいのをやってたけど、西島ファンの自分は当然、そら菊田やろ!と思ってました。正直、大沢たかおってなんかぼんやりした顔だしーみたいな。ところが、いざ本編を観てみたら牧田のカッコいいこと!やくざはやくざでも牧田はオシャレやくざなので、いかにも高級そうなスーツが鍛え上げた身体にピッタリ合っててエロい。対して菊田のスーツはなんかサイズが合ってないように見えるんですよね。袖のあたりとか特に(スーツなのに萌え袖?)。せっかく中の人は今日本で一番数字の取れる肉体美(笑)の持主なのにもったいない!でもあのスーツも菊田の役作りの一部だったと読んだ気がする・・・。ちょいダサ系?確かに菊田のキャラには合ってるかも。牧田の事務所に男の顔して乗り込んだものの、「あんたにあの人(姫川)は無理ですよ」とあっさり言われ身動きできない菊田には。

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ところで↑このシーン。明らかに女性向けサービスカットというか、イケメン二人の2ショットですよ。喜んでいただけましたか?的なのが鼻につく。そんなのなくても、あの井岡(生瀬勝久)にまで同情され狼狽える菊田と、捜査会議をサボってひとり車の中でメソメソしてたのを日下に見つかり、「刑事も人間だよなあ」としみじみ労られた場面で充分。菊田の印象に残ってる場面がことごとくヘタレシーンばかりだというのもアレですが。

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ドラマからのファンには菊田があまりに可哀想!と非難もあるようだけど、どっちかつうと可哀想なのは牧田じゃないかな。今更なにも失うものも守るものもないような生き方をしていた牧田が、最期に姫川を庇って刺され、彼女の腕の中で穏やかな顔で死んだのは少しばかりの慰めではあるけれど。やっぱり死んだら終わりやん(←さりげなく酷い。イヤ、一番可哀想なのは川上かな。せっかくアニキの為にない知恵絞って色々やったのに、結局自分のせいでアニキは死んじゃうという残念ぶり。でもこのトホホ感が金子賢だと思う)。その点、菊田にはこれからもチャンスあるし。頑張れ菊田!でもこの二人の場合、姫川の方が菊田を押し倒すくらいでないと進展しなさそうなんだよなあ。でもそれじゃあセクハラになってしまうか。それ以前に原作では菊田は違う女性と結婚しちゃうとか?そんなオチいらんわー。それなら菊田は一生独身でいいよ。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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