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少しイカれた二人が目指す、人生の平均点。
2013.03.14 Thu
「世界にひとつのプレイブック」を観ました。

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妻の浮気現場を目撃してしまったパット(ブラッドリー・クーパー)は、怒りのあまり浮気相手の男(パットの勤め先の高校の同僚教師だったりする)を半殺しの目に合わせてしまう。しかし、もともと躁鬱の気があったため刑務所送りにはならず、精神病棟に8ヶ月間入院。晴れて退院となったものの、元妻には接近禁止命令が出されており、二人で暮らしていた家に帰ることもできず、やむなく実家に戻ることになる。そんなパットを生温かく迎える両親の気持ちも知らず、本人だけがすっかり回復したつもりで、嫁とはすぐにでも復縁したい!今度こそ上手くやれるさ!仕事だって明日からでも復帰できます!と大はしゃぎ。周りはドン引き。お前、そもそも浮腫むのが嫌だとかなんだとかで、薬も飲んでないやんけ。

とりあえずいっぺん落ち着けってことで、両親と暮らしつつやることといえば、黒いゴミ袋を被りながらのジョギングだけ。もはや不審者以外の何者でもない。そんなある日、パットは近くに住む友人の妻の妹、ティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出逢う。彼女もまた夫を亡くしたことで精神的に不安定になり、会社の同僚と手当り次第に寝まくった挙句、解雇になるという荒れた生活を送っていた。あいもかわらず元妻との復縁だけを夢見るパットは妻宛に書いた手紙をティファニーに託し、それを届けてもらう代わりに彼女のダンスパートナーになることを約束する。

※以下、ネタバレ注意!
一応、ジャンルとしてはラブコメになるのかと思うのですが、どちらかというとホームコメディぽいなと思いました。とにかくパットの家族がオモロイんですよ。父親(ロバート・デ・ニーロ)は失業後、なぜかブックメーカーというかノミ屋に転身。息子のパットのことを、自分が愛するアメフトチーム、イーグルスの《幸運のお守り》だと信じていて、試合の度に「一緒に観戦してくれ!お前がいるとイーグルスが勝つから!」と根拠なき自信を覗かせ、そんな夫と息子がふたり並んでTV観戦している姿を涙ぐみながら見守る母親は毎度、大量のカニのフライを作ったりする。パットの兄がまたちょっと変な男で、退院してきたばかりの弟に「俺はなにもかも失ったお前と違って、これからは父さんの仕事を手伝うことになった!どうだ、スゴイだろう!」と妙に挑発してきたかと思いきや、パットに「ダニー(クリス・タッカー@パットの病院での友人。勝手に退院しては連れ戻されるのを延々と繰り返している・笑)風に言うと、愛してるぜ、ブラザー!」なんて笑顔で切り返された途端、ウルウルしながら自分よりデカイ弟をハグ(笑)。この兄弟、なんだかんだ言って仲いいんですよね。

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パット・シニアが全財産を失う羽目になった(と思い込んでいる)、イーグルスの大事な試合の当日に、相手チームのサポーター相手に大喧嘩したのも、元はといえばパットがボコられている兄貴を助けようと暴れたのが原因だし。いい歳してバカだな〜とは思うけど、嫌いじゃないです、この兄弟(笑)。あと笑っちゃったのが、パットが父親の部屋から勝手に封筒を拝借しちゃう場面。普段のパットは夜中であってもおかまいなしで両親の寝室に押しかけ、「結婚式のビデオがない!どこやった?ねえ?どこどこ!」と大騒ぎする迷惑男なのに、なぜか封筒の件だけは「起こしたら悪いと思ったからこっそり貰ったよ(笑顔)」。この時のデ・ニーロの「・・・・」な顔が最高におかしい(笑)。

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肝心のパットとティファニーですが、二人がいつお互いのことを意識しだしたのかが、もひとつ判りにくいかな。ティファニーの方は家まで押しかけてきた男をパットが追い返してくれたあたりからだと思うんだけど、パットはとにかく嫁への執着が激しかったので(笑)、最後は少し唐突な感じがしました。よくまああの性格でティファニーのサインに気がついたもんだ。そもそも、パットは見た目こそイケメンだし、良いように言うと一途だけど(悪く言うとただのストーカーですが)、せっかく食事に誘ったのに、いきなりシリアルとか注文して「これだとデートぽくなくていいから」なんて言っちゃう奴ですよ。いくら近所のダイナーだからって、こっちはそこそこオシャレしてきてるちゅうねん!ティファニーは一体彼のどこがよかったんだか。「夫婦でいることをあきらめるな」とか、たまにいいこというところ?いずれにせよ、パットとティファニーは前途多難そうだなあ。どっちもキャラ濃いし。もし喧嘩にでもなったら、二人とも体格がいいだけに手が付けられない事態になりそう。それこそ止めに入ったパット・シニアが、「殴られてるのは俺だ!」みたいな(笑)。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

映画 * 19:56 * comments(0) * trackbacks(0)
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