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今年の目標:「積読を減らす」
2014.03.16 Sun
第一弾として、梨木香歩の「渡りの足跡」を読了。

渡りの足跡 (新潮文庫)渡りの足跡 (新潮文庫)
(2013/02/28)
梨木 香歩

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渡り鳥の足跡を訪ねて、知床、諏訪湖、カムチャッカを旅する作者の、動物や植物に関する知識の豊富さに驚かされる。小説を書く合間に勉強したのかなあ。それともずっと昔から興味があったのか。

うちにも毎年、メジロが遊びに来る。母親はメジロのためにせっせと庭の木に半分に切ったみかんをぶっさしては、「今日も遊びに来た。かいらしなあ」と喜んでいるが、そのみかんを狙ってヒヨドリもやってくるんである。大きくて図々しい奴らが来ると、メジロは怖がってすぐに逃げてしまう。だから母親はヒヨドリが来ると窓を開けて「くおらぁーー!!」と叫び撃退する。そしていかにヒヨドリが悪い奴なのかを力説する(せっかく咲いた木蓮の花をあっという間に食べ散らかすのも母の逆鱗に触れる一因)。

毎年同じ話を聞かされているうち、私もヒヨドリの姿をみるとまた来やがったか!と思うようになりました。が、この本を読んで、あいつらも命がけの渡りの末、うちに来てんだなあと少しヒヨドリに同情的に。今年は黙って見過ごしてやろうと思います。

テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

* 22:00 * comments(0) * trackbacks(0)
ミハエルも早く戻っておいで
2014.03.15 Sat
大掃除の際、本棚の奥から発掘したベルガーの自伝を読み返しています。

ゲルハルト・ベルガー自伝―極限に挑むゲルハルト・ベルガー自伝―極限に挑む
(1991/06)
ゲルハルト ベルガー

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序文を寄せているのが、ニキ・ラウダなのに今さら気づいたのですが、ラウダ氏とベルガーが初めて会ったのは1984年のオーストリアGP。ベルガーにとってはルーキーイヤーで、ラウダ氏は3度目(!)のワールドチャンピオンを目指して闘っていた年だそうです。

序文でラウダ氏は「かなり年が離れているので(10歳違い)、わたしが彼を子分とみなしても差し支えないよね!」と、可愛らしいことを書かれていますが、小僧のベルガーはその年の最終戦。ポルトガルGPの予選前にわざわざニキが彼を脇に連れだし、

あのな、このレースは最終戦だ。みんなの記憶に残る。これまでお前はいい印象を残してきた。だからバカなまねはよせよ。むしろ1秒ゆっくり走るんだ。それ以外のことはやっても無駄だ。どんなことがあっても決してマシンを壊すなよ。


とアドバイスしてくれたのを無視し、雨の中、スリックタイヤを履いて速いラップを出そうとして失敗。マシンを壊した上に全身あざだらけという、不肖の弟子っぷり。せっかくニキが彼の来季のシートを心配して助言してくれたのに!

0037723.jpg

その時のことについて

なぜ若手連中が、なんでも経験者よりよく知っていると思い込んでしまうのか。これについて誰か博士論文を書くべきじゃないか。


と自分のバカさ加減に腹が立ったというベルガーだけど、後ろ盾のないルーキーがシートを得るためには勝負に出るしかない時もあるんでしょうな。ベルガーの場合、まあまあのベテランになってからも「そのコーナーで勝負賭けるか?」みたいな無茶な走りをみせることがありましたが。というか、端から見たらそれはない!という場面でも、本人からしたらドアが開いてるように見えるんでしょうね。

cats.jpg
若い頃は2人ともなかなかのイケメンであります。

ニキ・ラウダがリンクで事故を起こしてから13年後、ベルガーもイモラで大クラッシュを起こします。時速280キロでコンクリート壁に激突。マシンは炎上するもののジョン・バーナードが設計したモノコックと迅速な救助のおかげで奇跡的に生還(事故直後はベルガーが助かる見込みはないと思われていたようです)。数箇所の骨折と火傷で済んだのだけど、さすがにショックが大きく、駆けつけた父親に「こんな忌々しいクルマになんか二度と乗らない!」と言ったそうですが、それから間もなくやはりレースを続けよう。こんな事故はやめる理由にならない。さもなければ最初からやらないことだ。と決心。のちに父親から「そういうと思ってたよ」と言われたらしい。笑。

数週間休んだ後、復帰を果たすものの事故の後遺症は想像していた以上に大きくて、どうしても限界まで攻めることができなかったり、体力の低下が激しくて完走できなかったり。そんな萎えそうになる自分を奮い立たせてくれるのはやはりライバルの存在なんですね。映画でもニキがハントや他のドライバーが活躍する様子を横目で睨みながら懸命に治療を受けるシーンがありましたが、ベルガーも復帰後、ライバル(とも認めていないようなドライバー)に右から左から追い抜かれたことを思い出すと負けん気が出てきてトレーニングにも力が入ったのだとか。映画では復帰を果たしたラウダとハントがグリッド上で無言で頷き合うという、萌えるしかない場面があったけど、ベルガーにはそういう思い出はないんかな。なさそうだな。笑。

翌年、ベルガーはマクラーレンへ移籍。それまで在籍していたプロストから同僚のセナについて、

ここ数ヶ月はアイルトンは不思議なくらい親切だろう。だが、キミのことを知り尽くした途端に無視し、キミの弱点をひとつ残らず利用して、キミをメチャクチャにするぞ。


と忠告を受けたそうですが、ベルガーから見たセナは皆が言うほど気難しくなく、フェアだが意思強固。ベルガーをうまくコントロールしようとはするだろうけどそれはお互い様だし、何よりF1の世界で成功するために1000パーセントをかけている努力家として、見習うべきところがあると認めている。

逆にセナの方でも常にオープンで明るく呑気そうに見えて、ここ一発の速さに定評があり、彼が所属するチームにとって記憶に残る優勝をしてみせる(ベネトンの初優勝もベルガーだし、低迷していたフェラーリをモンツァで優勝させたのもベルガー)ベルガーのことを尊敬し羨ましく思う部分もあったと思う。そうじゃないと、あれだけ派手なイタズラをされて(セナのパスポートの写真を女性の裸の写真と替えてみたり、アタッシェケースをヘリの窓から放り投げてみたりとやりたい放題。イタズラの域はとっくに超えてる)、あのセナが許すわけない。笑。

キャプチャ
真剣に話を聞いているように見えるが、頭の中は次のいたずらの件でいっぱいなんだろ。

映画のハントとラウダはサーキット以外でも舌戦を繰り広げてたりしたけど、実際はセナとベルガーのようにアホなこともいっぱいやらかしてたんでしょうね~。

映画といえば、若かりし頃のポストレスウェイトやモンテゼモーロが観られたのも嬉しかったであります。

rush09.jpg
ルカさま、今も昔も端正でいらっしゃる。

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* 14:29 * comments(2) * trackbacks(0)
自分用メモ
2013.03.25 Mon
ここ数ヶ月で読んだ本

【国内小説】
・「パラダイス・ロスト」/柳広司
・「トーキョー・プリズン」/柳広司
・「シューマンの指」/奥泉光
・「妃は船を沈める」/有栖川有栖
・「戸村飯店 青春100連発」/瀬尾まいこ
・「モダンタイムス」/伊坂幸太郎
・「名もなき毒」/宮部みゆき
・「おそろし 三島屋変調百物語事始」/宮部みゆき
・「リベルタスの寓話」/島田荘司
・「人魚は空に還る」/三木笙子
・「世界記憶コンクール」/三木笙子
・「ピカルディの薔薇」/津原泰水
・「鷺と雪」/北村薫
・「百鬼夜行 陽」/京極夏彦
・「バチカン奇跡調査官 黒の学院」/藤木稟
・「バチカン奇跡調査官 サタンの裁き」/藤木稟
・「バチカン奇跡調査官 闇の黄金」/藤木稟
・「バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ」/藤木稟
・「ビブリア古書堂の事件手帖1 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」/三上延
・「ビブリア古書堂の事件手帖2 〜栞子さんと謎めく日常〜」/三上延
・「ビブリア古書堂の事件手帖3〜栞子さんと消えない絆〜」/三上延
・「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」/万城目学

【海外小説】
・「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」/ジョナサン・サフラン・フォア
・「荒野のホームズ」/スティーヴ・ホッケンスミス
・「荒野のホームズ、西へ行く」/スティーヴ・ホッケンスミス
・「ドローンズ・クラブの英傑伝」/P・G・ウッドハウス
・「ヴァンパイアハンター・リンカーン」/セス・グレアム=スミス
・「第九軍団のワシ」/ローズマリ・サトクリフ
・「雪の中の三人男」/エーリヒ・ケストナー
・「百番目の男」/ジャック・カーリイ
・「ブラッド・ブラザー」/ジャック・カーリイ
・「12番目のカード」/J・ディーヴァー
・「ウォッチメイカー」/J・ディーヴァー
・「ホームズの秘密ファイル」/ジューン・トムスン
・「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」/ジョン・ル・カレ
・「彼の個人的な運命」/フレッド・ヴァルガス

【エッセイ、その他】
・「サウンド・バイツ フランツ・フェルディナンドの世界グルメツアー」/アレックス・カプラノス
・「旅する力 深夜特急ノート」/沢木耕太郎
・「夜中にジャムを煮る」/平松洋子
・「目白雑録3」/金井美恵子
・「お好みの本、入荷しました。桜庭一樹読書日記」/桜庭一樹
・「やりたいことは二度寝だけ」/津村記久子
・「東京の空の下オムレツのにおいは流れる」/石井好子
・「みんなの図書室」/小川洋子
・「みんなの図書室2」/小川洋子
・「作家の本棚」/ヒヨコ舎 編
・「第2図書係補佐」/又吉直樹
・「ザ・万遊記」/万城目学
・「戦国時代の余談のよだん。」/和田竜
・「三谷幸喜のありふれた生活10 それでも地球は回ってる」/三谷幸喜
・「生きても生きても」/西炯子
・「一生中2じゃダメかしら?」/西炯子
・「悶絶スパイラル」/三浦しをん
・「整形前夜」/穂村弘
・「にょにょっ記」/穂村弘
・「ぼくの宝物絵本」/穂村弘
・「そして生活はつづく」/星野源
・「Running Pictures: 伊藤計劃映画時評集1」/伊藤計劃
・「エロイカより愛をこめて 35周年メモリアルブック」/青池保子
・「リーガル・ハイ 公式BOOK」

【漫画】
・「聖☆おにいさん8」/中村光
・「きのう何食べた?5〜7」/よしながふみ
・「ひとりで生きるモン!5」/西炯子
・「兄さんと僕」/西炯子
・「オチビサン4」/安野モヨコ
・「テルマエ・ロマエ4」/ヤマザキマリ
・「ナカさんのながれ」/basso

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

* 20:07 * comments(0) * trackbacks(0)
「クラウドアトラス」の時評が読みたかった。
2013.03.24 Sun
「伊藤計劃 映画時評集1」を読みました。

Running Pictures: 伊藤計劃映画時評集 1 (ハヤカワ文庫JA)Running Pictures: 伊藤計劃映画時評集 1 (ハヤカワ文庫JA)
(2013/01/25)
伊藤 計劃

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伊藤さんが生前運営されていたHPは時々拝見していたんですが、久々にまとめて読めて嬉しかったであります。そしてやっぱり面白い。自分と好きな作品(好きな場面)がちょいちょいかぶってるのがまた嬉しかったり。「ゲーム」の飛び降り、いいですよね(笑)。「リーサル・ウエポン」シリーズも好き!やればやるほど面白くなる稀なシリーズだと思う。逆に「踊る〜」シリーズは≪映画として観に行くと困ってしまうシロモノ≫であった1作目がまだしも一番マシな出来だったなんて、さすがに伊藤さんも想像せんかったでしょうなあ。

≪世の男の大半には、軍隊に対する後ろめたいフェティシュが少なからずあるもので、戦争は嫌いだけれども軍隊や兵器は好き、という倒錯した、多くの女性には理解しがたいであろう性癖を持っている男は多いはずです≫(スターシップ・トゥルーパーズ)

これはそうとも言えないんじゃないかなあ。私もナチスの制服を不謹慎にもカッコいいなあと思ってしまった後、イヤーな気持ちになったこと何度もあるし。同じく戦争は嫌だけど軍隊や兵器は好きっていう女性も結構いるんじゃないかな。

この本の中で伊藤さんが≪オールタイム・ベスト≫に入る作品として挙げているのが「ファイト・クラブ」。私も好きでDVDも持ってるけど、オールタイムってほどじゃないなあ。では自分にとってオールタイム・ベストって何?と、手持ちのDVDを確認しながら考えた結果が以下となります。オールタイム・ベスト15。

・「ロック・ユー」
・「マスター・アンド・コマンダー」
・「リトル・ダンサー」
・「レザボア・ドッグス」
・「ショーン・オブ・ザ・デッド」
・「ズーランダー」
・「ガタカ」
・「処刑人」
・「インファナル・アフェア」
・「スティング」
・「ビッグ」
・「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」
・「トイ・ストーリー シリーズ」
・「モンスターズ・インク」
・「スタンド・バイ・ミー」

ただのバディスキー、チーム男子スキーなだけでした。

もう一冊、映画関連で可愛いイラスト集をご紹介します。

The Great ShowdownsThe Great Showdowns
(2012/10/30)
Scott Campbell

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絵の構図がほぼ全部同じなのがちょっと面白味に欠けるんですが、なかなか味のある作品集デス。「セブン」の例のシーンでも3人がなぜかニコニコしているので、作品の内容を知らないひとが観たらコメディ映画かと誤解するかも(笑)。

テーマ:読書感想 - ジャンル:本・雑誌

* 21:35 * comments(0) * trackbacks(0)
あけましておめでとうございます。
2013.01.06 Sun
今年もよろしくお願いします。

昨年はiPadという魔法の板を手に入れてしまい、暇さえあればタンブラに流れてくる、美しいもの、可愛いもの、萌えなもの、おもろいものを眺めては一人でニヤニヤしたり、ムリクリ友人に見せたりしていました。最近はやはりホビット関連の画像が多くて、自分もせっせとフィーリとキーリのイケメン兄弟を集めているんですが、たまにやたら男前なひとが流れてきて「誰これ?」と思ったらトーリン王の中のひとでした。髪とヒゲがスッキリしすぎててわからんかったよ(笑)!それにしてもキーリことエイダン・ターナーの笑顔は素晴らしいですね。あれはひとを幸せにする笑顔。ファスベンダーの豪快な笑顔と並びスマイル界の2TOPであります。

私がフォローしている中でリアルに存じているのは一人だけで、他はどこの国の人かも、性別もよくわかってなかったりするんですが、Aさんからリブログした面白画像をBさんがまた私からリブログされているのを見ると何とも言えず嬉しい。それがなんの説明もない一枚の画像であればあるほど楽しいです。あ、このひともこういうの好きなんだなー、笑いのツボが同じだ!みたいな。

が、あまりにタンブラに夢中になりすぎて、なかなか本を読めなかったのは反省すべきだと思い、今年は積ん読を少しでも減らすべく、元旦から読書に励んでいます。本年度一冊目に読んだのは、津村記久子さんのエッセイ「やりたいことは二度寝だけ」。このひとの小説はまだ読んだことがないんですが、エッセイはすごく面白かった。特にミーハーサッカーファンとして、(W杯やEUROが開催される度に女性誌や軽めのサッカーサイトで必ず特集される)《イケメン図鑑》がいかに間違いであるかのくだりにはおおいに共感。ならば自分たちで作ろうではないか!と、昔のカンビアッソを一人目に挙げて諸行無常に襲われてるのがまたわかるーというか(笑)。まあ彼は今でもイケメンではありますが。

あとドラクエの話も面白かった。私は一度もやったことがないので、なんかすごい世界があの小さい画面の中に広がってんだなーと感心するばかりですが、ハマってたひとにはきっとたまらん内容だと思う。根気がないからこの手のゲームは絶対無理だけど、一緒にじゅもんの話ができないのは悔しい。

やりたいことは二度寝だけやりたいことは二度寝だけ
(2012/06/19)
津村 記久子

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テーマ:読書感想 - ジャンル:小説・文学

* 13:00 * comments(0) * trackbacks(0)
こうなったら続編も読みたい。
2012.05.25 Fri
「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を(ようやく)読みました。

キャプチャ

原作を読みだしたものの、なかなか波に乗れず途中で断念。先に映画を観て登場人物たちに顔を与えてから再読したら、今度はすんなり物語が頭に入ってきました。同時に映画の内容もようやく理解できたような(笑)。

さておき、スマイリーのカッコいいことといったら!普段、映画にしても小説にしても主役より脇役スキーな自分としては珍しく、この小説に関しては完全にスマイリー一押しであります。正直、外見的には全然イケてない(背が低く太っていて足が短い。美人妻曰く「保温カバーにぬくぬくと収まっている卵みたい」)容姿なんだけど(ハンプティ・ダンプティか)、中身はもう惚れ惚れするようなイケメン。スマイリーに協力してネズミ退治の捜査をしているロンドン警視庁の元警部・メンデル氏が彼について実にうまいこと言ってるのでまんま引用しますと、

≪ちょっと見ただけでは、一人で通りが渡れそうもないような感じをうけるが、現実にははりねずみに保護を申し出るようなものだ≫

≪しかしあの男だけは絶対に崩れないな。弱々しい樫の木のような男だ。一息で吹き倒せるように思うが、いざ嵐になりその嵐がやんだ時、あいかわらず立っているのは彼一人だ≫


ま さ に !

また映画のゲイリー・オールドマンがこのイメージにぴったりなんすよねー。特に弱々しい樫の木のくだりが(笑)。ついでに言うと、メンデル元警部の役にはティム・ロスをキャスティングして欲しかった!2人が同時にスクリーンに映る場面があったかどうか定かでないんですが、電話越しの競演でも全然イケる!むしろその方が萌える!!

あと、原作ではストレートだったはずのギラムがなぜか映画ではゲイになってたのは、スマイリーとリッキーが女性絡みでいろいろややこしいことになっているので、そこへ原作通りにギラムの年下の謎めいたGFの話まで持ち出すのはいかがなものか?みたいな判断があったのかなあと思ったりしました。まったく面白味のない推理ですが。だったらいっそギラムのプライベート関連の話はごっそり切ってもよかったんでしょうが、諜報部という外国のスパイ相手に出し抜いたり出し抜かれたりのストレス満載、しかも同僚の間でも足の引っ張りあいのあるような組織で働く人間の、家庭でのささやかな幸せと、その心の安らぎさえ時には切り捨てなければならない非情さを描きたかったのかなーなんて思ったりも。ま、単純にギラムの恋人がすごくイイ人そうだったからそんな印象を受けただけなんですが(笑)。

ジム・プリドーと彼の教え子であるビル・ローチの関係では断然、原作の方がいいです。ビルは気づいてないだろうけど、彼がジムに寄せる想いはきっと初恋。小学生のくせに、好きな子のタイプが渋すぎるぜ(笑)。惜しまれるのはジムが純情一途すぎて他は眼中にないことかなー。

ネタばれ→≪結末を知ったあと、「これまでに大勢のビルと知り合ったものだ。みんな、いい男だった」のくだりを読むとぐっときちゃいますな・・・。≫←ここまで。

それとリッキー・ターの役は最初、マイケル・ファスベンダーが候補に挙がってたらしいですね。結局ファスはX-men:FCと撮影が重なるので降りたそうですが(ありがとうありがとう!)、ファスベンダーのあの泣き笑いの顔で「(イリーナのことは)全然タイプじゃないのに好きにってしまったんだ・・・」なんて言われた日には!可哀想で見てられんところでした。

ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ (ハヤカワ文庫NV)ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ (ハヤカワ文庫NV)
(2006/05)
ジョン ル・カレ

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* 22:06 * comments(0) * trackbacks(0)
自分用メモ
2011.08.20 Sat
ここ数ヶ月で読んだ本

【国内小説】
・「天地明察」/冲方 丁
・「民宿雪国」/樋口毅宏
・「雑司ヶ谷R.I.P」/樋口毅宏
・「四畳半王国見聞録」/森見登美彦
・「極北クレイマー」/海堂尊
・「プリンセストヨトミ」/万城目学
・「一九八八切り裂きジャック」/服部まゆみ
・「三千世界の鴉を殺し 15」/津守時生
・「きみはポラリス」/三浦しをん
・「豆腐小僧 その他」/京極夏彦
・「優しい音楽」/瀬尾まいこ
・「火村英生に捧げる犯罪」/有栖川有栖
・「SPEED」/金城一紀
・「神様のカルテ」/夏川草介

【海外小説】
・「黒後家蜘蛛の会・2」/アイザック・アシモフ
・「黒後家蜘蛛の会・3」/アイザック・アシモフ
・「黒後家蜘蛛の会・4」/アイザック・アシモフ
・「鎮痛磁気ネックレス亭の明察」/マーサ・グライムズ
・「悶える者を救え亭の復讐」/マーサ・グライムズ
・「エルサレム亭の静かな対決」/マーサ・グライムズ
・「独り残った先駆け馬丁亭の密会」/マーサ・グライムズ
・「五つの鐘と貝殻骨亭の奇縁」/マーサ・グライムズ
・「魔術師(イリュージョニスト)」/ジェフリー・ディーヴァー

【エッセイ、その他】
・「日本魅録」/香川照之
・「水辺にて」/梨木香歩
・「大好きな本」/川上弘美
・「ワタシは最高にツイている」/小林聡美
・「いしいしんじのごはん日記」/いしいしんじ
・「作家の口福」/恩田陸 他
・「俺だって子供だ!」/宮藤官九郎
・「村上レシピ」/岡本一南
・「三谷幸喜のありふれた生活・9 さらば友よ」/三谷幸喜
・「文・堺雅人」/堺雅人
・「まさかジープで来るとは」/せきしろ×又吉直樹
・「富士日記・中」/武田百合子
・「かんさい絵ことば辞典」/ニシワキタダシ
・「西原理恵子の人生画力対決・1」/西原理恵子
・「エロイカの歩き方」/青池保子
・「ひつまぶし」/野田秀樹

【漫画】
・「ひとりで生きるモン!」/西炯子
・「のだめカンタービレ・25」/ニノ宮知子
・「大奥・7」よしながふみ
・「アルとネーリとその周辺」/basso
・「エロイカより愛をこめて・37」/青池保子
・「エロイカより愛をこめて・38」/青池保子

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医療対司法、仁義なき戦い。
2011.06.11 Sat
アリアドネの弾丸アリアドネの弾丸
(2010/09/10)
海堂 尊

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7月期からのドラマ化に備えて、大急ぎで読みました。またまた東城大学病院で殺人事件が起こりましたよ!

※以下、ネタばれはしてませんが、ドラマのキャスティングについてうだうだ言ってますのでご注意を。
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